- 矯正治療は大人になってからでも
遅くありません - 大人になってからでも歯科矯正を受けるメリット
- 大人になってからの矯正治療は抜歯が
必要? - 当院では必ず矯正治療前に歯周病の検査を行います
- 大人の矯正治療の種類
- 大人の矯正治療の流れ
- 大人の矯正治療にかかる費用
- 大人の歯科矯正についてのよくある質問
矯正治療は大人になってからでも遅くありません
矯正治療は年齢に関わらず、いつからでも始められる治療です。子どもの頃から歯並びが気になっていた方、結婚式や就職などのイベントを控えている方など、成人してから矯正治療を開始される方は多くいらっしゃいます。
小倉あんざい歯科・歯周病クリニックでは透明なマウスピース型装置(インビザライン)など、目立ちにくい矯正方法も取り扱っていますので、お仕事や日常生活への影響を抑えながら治療を受けていただけます。矯正治療は見た目を整えるだけでなく、歯磨きがしやすくなることで清掃性が向上し、将来的にご自身の歯を長く保つことにもつながります。
歯並びが悪いと、80歳の時には入れ歯になりやすい!?
歯並びは見た目だけでなく、将来の歯の寿命に大きく関わっています。歯が重なっていたり、噛み合わせが乱れていると、汚れが溜まりやすくなるため虫歯や歯周病のリスクが高くなります。特に歯周病は、40代以降に急増する“歯を失う最大の原因”です。
厚生労働省の「令和6年歯科疾患実態調査」では、8020達成者(75 歳以上 85 歳未満)は 61.5%となっています。
(参照:https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59190.html)
具体的には、
・下顎前突(受け口):29%
・上顎前突(出っ歯):15%
・過蓋咬合(噛み込みが深い):14%
・すきっ歯:5%
さらに、上顎前突・反対咬合・開咬といった噛み合わせでは、8020達成率が0%という結果も示されています。
なお、全体平均の8020達成率は38%であり、正常な噛み合わせの方がいかに歯を長く残しやすいかが分かります。
8020を達成するには、日頃のケアや歯並びの状態で大きく差が出ることがわかっており、歯並びが悪く、しっかり磨けていない状態が続く人ほど、40代・50代から歯周組織が傷みやすく、最終的に歯を失い入れ歯を選択せざるを得ないケースが増えるのです。
また、噛み合わせの不調は、特定の歯に負担をかけ、1本だけ突然グラグラして抜歯になるケースもあります。歯は1本失うとドミノ倒しのように周囲の歯にも負荷がかかり、さらに歯を失いやすくなる悪循環になります。
「80歳で20本以上自分の歯を残す」という8020運動を達成するためにも、歯並びの改善(矯正治療)、歯周病予防、定期的なメンテナンスは非常に重要です。
将来入れ歯にならないための一歩として、矯正治療は決して“見た目だけの治療”ではなく、長く自分の歯で食べるための投資と言えます。
大人になってからでも
歯科矯正を受けるメリット
コンプレックスの解消
歯並びが整うことで、口元を隠さずに笑えるようになり、会話も楽しめるようになります。長年気にしていた悩みが解消され、自信を持って人と接することができます。
しっかり噛めるようになる
噛み合わせが改善されることで、食べ物をしっかり噛めるようになります。適切な咀嚼は消化を助け、全身の健康維持にも良い影響を与えます。
見た目の印象の変化
歯並びが整うことで口元のバランスが良くなり、フェイスラインがすっきりする場合があります。顔の印象が明るくなったと感じる方も少なくありません。
歯磨きがしやすくなる
歯が整列することで歯ブラシが届きやすくなり、毎日のケアが楽になります。磨き残しが減り、お口の清潔を保ちやすくなります。
虫歯や歯周病の予防になる
清掃性が向上することで、虫歯や歯周病のリスクを減らすことができます。汚れが溜まりにくい環境は、お口の健康を守る基盤となります。
歯の健康に繋がる
適切なケアができる環境が整うことで、歯の健康状態が良好に保たれます。健康な歯は長持ちしやすく、生涯にわたって自分の歯で食事を楽しめる可能性が高まります。
認知症の予防になる
しっかり噛むことで脳への刺激が伝わり、脳の活性化につながると言われています。噛み合わせを整えることは、将来の認知機能維持にも良い影響を与える可能性があります。
全身の健康に良い影響を
与える
噛み合わせの問題は、頭痛や肩こり、腰痛などの原因となる場合があります。矯正治療でバランスを整えることで、これらの症状が軽減される可能性があります。
大人になってからの
矯正治療は抜歯が必要?
成人の方の場合、顎の成長が終わっているため、歯が並ぶスペースを確保する方法が限られます。歯並びの乱れの程度によっては、抜歯が必要となるケースがあります。しかし当院では、できる限り大切な歯を残す方向で治療計画を立案いたします。
抜歯の必要性については、詳しい検査を行った上で丁寧にご説明いたしますので、ご安心ください。
当院では必ず矯正治療前に
歯周病の検査を行います
矯正治療を開始する前に、歯周病の検査を必ず実施しています。歯周病がある状態で歯を動かすと、炎症が広がり、歯を支える組織にダメージを与える恐れがあるためです。
歯石や歯垢が付着したままでは、歯を動かす過程で健康な歯にまで悪影響が及ぶ可能性があります。歯周病専門医の院長が診査を行い、必要に応じて歯周治療を先に進めてから、矯正治療を開始いたします。
大人の矯正治療の種類
ワイヤー矯正
ワイヤー矯正は、歯の表面にブラケットを設置し、ワイヤーの力で歯を動かす方法です。幅広い症例に対応でき、重度の歯並びの乱れにも有効な、最も歴史のある矯正治療です。
表側矯正
表側矯正は、歯の表面にブラケットとワイヤーを装着する最も一般的な矯正方法です。細かい調整がしやすく、幅広い症例に対応できるのが特徴です。見た目が気になる方には、白いブラケットやワイヤーを使用することで、目立ちにくくすることも可能です。
裏側矯正
裏側矯正は、歯の裏側(舌側)にブラケットとワイヤーを装着する矯正方法です。外側からほとんど見えないため、見た目を気にせず治療を進められます。舌側から動かす特殊性により、高度な技術が求められますが、審美性を最優先したい方に適した治療法です。
マウスピース型矯正装置
(インビザライン)
インビザラインは、透明なマウスピースを使用して歯を少しずつ動かす矯正治療です。取り外しが可能で、食事や歯磨きに支障がなく、装着時もほとんど目立ちません。痛みや違和感が少ないことも特長で、生活への負担を抑えながら歯並びを改善できる治療法です。
大人の矯正治療の流れ
1相談・カウンセリング
お悩みやご希望をお伺いし、治療方針や期間、費用について詳しくご説明いたします。疑問点や不安なことがあれば、何でもお気軽にご相談ください。
2精密検査
レントゲン撮影、歯型の採取、口腔内および顔貌の写真撮影を行います。検査時間は1時間程度です。
3診断・治療計画の説明
検査結果をもとに、現在の状態と具体的な治療法について丁寧にご説明いたします。検査から2週間から3週間後にお話しいたします。
4前準備
矯正装置を装着する前に、必要に応じて歯の間に隙間を作るためのゴムリングの挿入や、歯型の採取を行います。症例によっては抜歯が必要となる場合があります。
5矯正装置の装着
ワイヤー矯正の場合
歯の表面にブラケットを装着し、ワイヤーを通して歯を動かしていきます。
歯の状態に応じて、段階的にワイヤーを調整します。
マウスピース型矯正装置(インビザライン)の場合
口腔内スキャナーで取得したデータをもとに、オーダーメイドのマウスピースを作製します。
1日20~22時間装着し、1~2週間ごとに新しいマウスピースへ交換します。
6歯磨き指導
矯正装置装着後、適切なブラッシング方法をご指導いたします。装置に慣れた頃に染め出し剤で磨き残しを確認し、効果的なケア方法をお伝えします。
7矯正治療(動的治療|2年半~3年目安)
ワイヤー矯正の場合
約3~4週間に1回通院し、ワイヤーの調整を行います。歯の動きや痛み、歯ぐきの状態を確認しながら治療を進めます。
マウスピース型矯正装置(インビザライン)の場合
約4~8週間に1回通院し、歯の動きやマウスピースの適合を確認します。必要に応じてアタッチメント(歯につける小さな突起)の調整を行います。
8保定(1~2年が目安)
歯並びが整った後、後戻りを防ぐために保定装置を装着します。3ヶ月に1回程度の通院で経過を観察し、1年から2年程度で治療終了となります。
大人の矯正治療にかかる費用
| 内容 | 回数・本数 | 費用 |
|---|---|---|
| 精密検査 | 1回 | 20,000円 |
| 毎月の 調整・管理料 |
1回 | 5,000円 |
| マウスピース矯正 | 1式 | 800,000円 (税込880,000円) |
| ワイヤー矯正 | 1式 | 850,000円 (税込935,000円) |
| インプラント アンカー |
1本 | 30,000円 (税込33,000円) |
| 保定装置 | 30,000円 (税込33,000円) |
|
| コルチコトミー | 50,000~ 150,000円 (税込55,000~ 165,000円) |
大人の歯科矯正についての
よくある質問
治療中に痛みを感じますか?
装置を調整した直後は、歯が動く際に違和感や痛みを感じることがあります。ワイヤー矯正の場合は1週間以内に、マウスピース矯正の場合は2日から3日以内に落ち着くことがほとんどです。
妊娠中でも矯正治療はできますか?
妊娠中でも矯正治療は可能です。ただし、胎児への影響を考慮してレントゲン撮影は避けることが望ましいため、妊娠中に治療をご検討の場合は、出産後に検査を行います。
大人の矯正治療と子供の矯正治療はどう違いますか?
お子さまの場合は顎の成長を利用して治療を進められますが、成人の方は顎の成長が終わっているため、症例によっては抜歯が必要となる場合があります。一方で、成人の方は治療へのモチベーションが高く、口腔内を清潔に保ちやすいというメリットがあります。
セラミックやブリッジ、神経を抜いた歯がありますが治療できますか?
いずれの場合も矯正治療は可能です。ただし、セラミックの歯は治療前の歯並びに合わせて作られているため、治療後に作り直しが必要となる場合があります。ブリッジについても、治療計画によっては切断してスペースを作る必要があり、治療後に再製作が必要となることがあります。詳しくは診査時にご説明いたします。
