ブログ

「歯ぐきを守ることが、認知症予防につながる？！」

「アルツハイマー病と歯周病には関係がある」 と聞くと、意外に感じる方も多いかもしれません。
しかし、近年の研究では、慢性的な歯周病が脳に炎症を引き起こし、アルツハイマー病の進行を促す 可能性があることが指摘されています​。

認知症は「脳の病気」ではなく、「全身の炎症」が影響する病気 なのです。
そして、その炎症の原因のひとつが 歯周病 なのです！

1. なぜ歯周病がアルツハイマー病のリスクを高めるのか？

アルツハイマー病は、「アミロイドβ」という異常なタンパク質が脳に蓄積すること によって発症すると考えられています。
最新の研究では、歯周病による慢性的な炎症が、このアミロイドβの蓄積を加速させる ことが示唆されています​。

具体的なメカニズムは以下の通りです。

• 歯周病菌（P. gingivalis など）が血流に入り込み、脳に到達する
• 炎症性物質が脳内で過剰に分泌され、神経細胞を攻撃
• アルツハイマー病の原因となる「アミロイドβ」が蓄積しやすくなる

つまり、歯ぐきの健康を守ることが、認知症のリスクを下げるカギになる のです！

2. どのくらいのリスクがあるの？

研究によると、10年以上歯周病を放置すると、アルツハイマー病のリスクが最大1.7倍に上昇する ことが分かっています​。
また、認知症患者の脳から、歯周病菌が検出された という報告もあります。

つまり、歯周病は「口の中だけの問題」ではなく、全身に影響を及ぼす深刻な病気 なのです。

3. 歯周病を予防して、脳の健康を守る方法

認知症リスクを下げるためには、歯周病を早期に発見し、適切にケアすることが大切 です。

• 今すぐできる歯ぐきケア
• 定期検診（3〜6ヶ月ごと）で歯周病をチェック
• 歯科医院での専門的なクリーニングを受ける
• 歯磨き＋フロス＋洗口液で徹底ケア
• 抗炎症作用のある食事（オメガ3、ビタミンD、ポリフェノール）を摂取

「口の健康を守ることは、脳の健康を守ること！」
今日からできる習慣を取り入れ、未来の健康を守りましょう✨

歯周病が気になる方は、ぜひ一度ご相談ください！