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子供の矯正歯科

子供の矯正歯科とは

子供の矯正歯科とは、4歳頃から12歳頃までのお子さまを対象とした矯正治療です。乳歯と永久歯が混在する時期から始める一期治療と、永久歯が生えそろってから行う二期治療に分かれます。
一期治療では顎の成長を利用して骨格のバランスを整え、永久歯がきれいに並ぶための土台づくりを行います。二期治療では成人と同様に歯の位置を整える本格的な矯正を実施します。
小倉あんざい歯科・歯周病クリニックでは、保護者の方としっかり連携を取りながら、お子さまの将来を見据えた治療計画をご提案いたします。

子供の矯正歯科と
大人の矯正歯科の違い

子供の矯正と成人の矯正の最も大きな違いは、顎の成長を利用できるかどうかです。成長期のお子さまは、顎の骨が発達する力を活かして上下の顎のバランスを整えることができます。
成人の場合は骨格が完成しているため、このようなアプローチは困難です。成長過程にあるお子さまだからこそ、出っ歯や受け口などの骨格的な問題を根本から改善できる可能性が高まります。また、将来の顔立ちにも良い影響を与えることが期待できます。

子供の歯の矯正は
いつから始めるべき?

お子さまの矯正治療は、乳歯と永久歯が混在する時期に行う一期治療と、永久歯が生えそろってから行う二期治療に分けられます。それぞれ目的や使用する装置が異なります。

一期治療

5歳から11歳頃の混合歯列期に実施する治療です。乳歯から永久歯への生え替わりの時期であり、顎の成長が著しい時期でもあります。顎の成長する力を利用して歯列を拡大し、永久歯がきれいに並ぶためのスペースを確保することが主な目的です。一期治療を受けることで、二期治療や将来的な成人矯正が不要になる可能性が高まります。

二期治療

12歳以降の永久歯列期に行う治療です。ブラケットとワイヤーなどを使用して、歯を適切な位置へ直接動かしていきます。理想的な歯並びと噛み合わせを整える本格的な治療です。一期治療を受けている場合、歯の移動距離が少なくて済み、治療期間の短縮も期待できます。

子供のうちから歯科矯正を
始めるメリット・デメリット

メリット

顎の成長をコントロールし、バランスを整えることが
できる

上下の顎の成長をコントロールすることで、出っ歯や受け口などの骨格的な問題を改善できる可能性があります。顎の位置関係のバランスを整えることで、将来的な歯並びにも良い影響を与えます。

虫歯・歯周病のリスクを
減らすことができる

歯が整列することで歯磨きがしやすくなり、磨き残しが減少します。清掃性が向上することで虫歯や歯周病のリスクが低下し、将来的に多くの歯を残すことにつながります。

歯を抜かずに治療できる
可能性がある

顎の幅を広げたり奥歯の位置を調整したりすることで、永久歯が並ぶスペースを確保できます。これにより、健康な歯を抜歯せずに治療できる可能性が高まります。

子供のうちに悪習癖を
改善できる

指しゃぶりや舌の癖など、歯並びに悪影響を与える習慣を早期に発見し改善することで、正常な発育を促すことができます。筋機能訓練により正しい口腔機能を習得できます。

口内管理ができる

定期的な通院により歯科医師のチェックを受けられるため、虫歯の予防や早期発見が可能です。お子さまに合わせた歯磨き指導を受けることで、正しいケアの習慣を身につけることができます。

デメリット

治療期間が長くなる

顎の成長をコントロールし、乳歯から永久歯への生え替わりを観察する必要があるため、治療期間が長くなる傾向があります。下顎の成長は15歳前後まで続くため、受け口の傾向があるお子さまは特に長期の観察が必要となる場合があります。

歯並びや矯正装置で一時的に見た目が悪くなる

装置の種類によっては目立つことがあり、治療の途中段階で一時的に歯並びが悪く見える時期があります。ただし、装置の見た目を楽しむ工夫をされるお子さまもいらっしゃいます。

二期治療が必要になることもある

一期治療だけでは細かな調整ができないため、二期治療が必要となるケースが多くあります。また、想定外の成長により骨格的な問題が解消しない場合、成人後に再度治療が必要となることもあります。

お子様の協力が必要不可欠

取り外し式の装置を使用することが多いため、お子さま本人の協力が重要です。治療に前向きでない場合は良い結果が得られにくくなるため、ご家族のサポートが不可欠となります。

一部の器具で虫歯のリスクが高まる

固定式の装置を装着する場合、適切なケアを怠ると虫歯のリスクが高まります。正しいブラッシング方法を身につけ、習慣化することが大切です。

子供の歯科矯正治療の種類

床矯正装置

床矯正装置は、取り外し可能なプレート型の装置で、成長期のお子様の顎を少しずつ広げたり、歯列のスペースを確保するために使用します。痛みが比較的少なく、日常生活への負担も軽いのが特徴です。骨格の成長を利用するため、早期の予防的矯正として効果的です。

急速拡大装置

急速拡大装置は、上顎の骨を短期間で広げるための固定式の装置です。顎が狭く歯が並ぶスペースが足りない場合や、噛み合わせの不調を改善する際に用いられます。骨の成長を利用して短期間で拡大できるため、成長期のお子様に特に適した治療法です。

ムーシールド

ムーシールドは、受け口(反対咬合)の改善に用いられる取り外し式の装置で、就寝時を中心に使用します。口周りの筋肉のバランスを整え、舌や唇の悪い癖を改善することで歯列の正常な成長を促します。早期治療として高い効果が期待できる装置です。

プレオルソ

プレオルソは、口呼吸・噛み癖・舌の位置など機能面を整えることで、歯並びや噛み合わせを改善する“こども専用”のマウスピース型装置です。柔らかい素材で違和感が少なく、就寝時や家での使用が中心になります。歯列の土台づくりに適した早期矯正です。

インビザライン・ファースト

インビザライン・ファーストは、成長期のお子様向けに開発された透明なマウスピース型矯正装置です。目立たず、取り外しができるため、清潔に保ちやすく学校生活にも馴染みやすいのが特徴です。顎の成長を利用しながら、歯列の拡大と歯並びの改善を同時に行うことができます。

ワイヤー矯正

子どものワイヤー矯正は、永久歯が生えそろう時期に行う本格的な矯正治療です。歯の表面にブラケットとワイヤーを装着し、細かい調整を行いながら歯列を整えていきます。幅広い症例に対応でき、重度の歯並びの乱れや噛み合わせの問題にも有効です。

子供の歯科矯正の流れ

1カウンセリング・相談

お子さまの歯並びの状態を確認し、治療方針、使用する装置、費用、期間についてご説明いたします。矯正治療に関する不安や疑問に丁寧にお答えいたします。

2精密検査

口腔内診査、顔面および口腔内の写真撮影、レントゲン撮影、歯型の採取などを行います。検査には1時間程度かかります。

3診断

精密検査の結果を分析し、お子さまに最適な治療計画を立案します。治療方針、装置、費用、期間について詳しくご説明し、ご希望をお伺いした上で治療方針を決定いたします。

41期治療開始
(小学生~中学生前期)

8歳から9歳前後、前歯が4本生えそろった頃に開始する治療です。顎の成長を利用して骨格のバランスを整え、永久歯が並ぶスペースを確保します。治療期間は半年から1年半程度です。

5成長観察

一期治療終了後、中学生後期まで定期的に成長を観察します。虫歯予防を中心に、奥歯の生え替わりや顎の発育状態をチェックいたします。

62期治療開始(中学生後期~)

成長がある程度終了した中学生後期以降に行う仕上げの矯正治療です。歯並びの状態によっては抜歯が必要となる場合があります。治療期間は1年から2年程度です。

7治療終了・メンテナンス

矯正装置を外した後は、後戻りを防ぐために保定装置を装着します。2ヶ月から6ヶ月に1回の通院で、歯並びや噛み合わせのチェックを行います。

子供の歯科矯正の
費用について

内容 回数・本数 費用
精密検査 1回 ○○円
毎月の調整・管理料 1回 ○○円
小児矯正 1式 ○○円

子供の歯科矯正で
よくある質問

何歳から子供の歯科矯正はできますか?

一般的には6歳から7歳頃が適切な時期となります。前歯が生え替わる頃が1つの目安です。顎の成長にはピークがあるため、早めのご相談をお勧めします。受け口の場合は4歳から5歳で治療を開始することもあります。

小児矯正は何年かかりますか?

積極的に装置を使用する期間は1年から3年程度です。ただし、永久歯がすべて生えそろうまで成長を観察する必要があるため、全体の管理期間はより長くなります。

小児矯正の終了はいつですか?

永久歯列が完成するまでが治療期間となります。完成時期には個人差がありますが、10歳から15歳頃が目安です。

装置が欠けて亀裂が入りました。どうすればいいですか?

装着時に痛みや違和感がなければ、そのまま使用を続けていただいて構いません。痛みや違和感がある場合、または装置が入らない場合は、早めにご来院ください。

顎の成長を促して顔は大きくなりませんか?

顔が大きくなることはありません。実際に動かすのは歯列と歯槽骨の部分です。骨格的な変化により見た目が改善される場合があります。

口呼吸をしていますが影響はありますか?

口呼吸は歯並びや顎の成長に悪影響を与える要因の1つです。正しい舌の位置により鼻呼吸が促されると、顎の成長、筋肉のバランス、歯列が整います。口呼吸が続くと、歯並びの乱れだけでなく、虫歯リスクの増加や全身の健康にも影響を及ぼす可能性があります。