- インプラントとは
- 当院のインプラント治療の特徴
- 当院がストローマンのインプラントを選ぶ理由
- インプラントのメリット・デメリット
- インプラントが必要と判断されるケース
- インプラント治療の流れ
- インプラント治療のリスク・副作用
- インプラント治療の費用
- インプラントの症例
- インプラントのよくある質問
インプラントとは
インプラントとは、歯を失った部分の顎の骨に人工の歯根を埋め込み、その上に人工の歯を装着する治療法です。
正式には歯科インプラントや口腔インプラントと呼ばれます。インプラントは主に3つの部品で構成されています。顎の骨に埋め込む歯根部分(インプラント体)、その上に取り付ける支台部分(アバットメント)、そして歯の形をした人工歯(上部構造)です。インプラント体の素材はチタンまたはチタン合金が使われ、直径は3~5mm、長さは6~18mm程度です。
アバットメントにはチタンやジルコニアなどが用いられ、上部構造にはセラミックやレジン、ハイブリッドセラミック、金合金などが使用されます。

当院のインプラント治療の
特徴
日本インプラント学会会員による安心の治療
当院のインプラント治療は、日本インプラント学会に所属する院長が担当いたします。最新の知識と技術を基に、解剖学や噛み合わせ、歯周組織の状態まで踏まえた総合的な診断を行い、長期的に安定する治療を重視しています。患者様ごとのお口の状態やご希望に寄り添いながら、安全性に配慮した最適な治療計画をご提案します。
骨が少ない方でも
インプラントを目指せる
再生療法
「骨が少ないからインプラントは難しい」と言われた方でも、当院では再生療法を組み合わせることで治療できる可能性があります。骨量不足・骨幅の不足・上顎洞の近接など、一般的に難しいと言われるケースにも対応し、しっかりと噛める状態をめざします。
GBR法(骨再生誘導法)
歯周病や抜歯によって骨が失われた部分に、人工膜を使って骨の再生を促す方法です。インプラントを支えるために必要な骨量を確保することができ、将来的に安定した土台を形成できます。当院では症例に応じて適切な膜や材料を選択し、安全に配慮して行っています。
サイナスリフト
(上顎洞挙上術)
上顎の奥歯部分は骨が薄く、インプラントが難しい場合があります。サイナスリフトは、上顎洞の底を大きく持ち上げて骨造成を行う治療法で、骨量が大幅に不足しているケースにも対応可能です。大きな骨造成が必要な場合に適した方法で、長期間安定したインプラント治療を実現します。
ソケットリフト
サイナスリフトより侵襲が少なく、上顎奥歯の骨がある程度残っている場合に適した方法です。上顎洞の底を少しだけ持ち上げ、必要量の骨を補うことで、インプラントの埋入が可能になります。
痛みや腫れを抑えながら、骨量不足を補える治療法です。
CTで見えない部分まで
把握する精密な検査
インプラント治療では見えない部分の精密な診断が極めて重要です。当院ではCTを用いた立体的な画像診断により、神経や血管の位置、骨の密度や厚みまで精確に把握します。患者さまの不安や疑問にも丁寧にお答えし、治療の流れ・リスク・費用まで分かりやすくご説明いたします。
インプラント周囲炎の
リスクが最も低いと言われる
ストーロマンインプラントを
採用
当院では、世界的に高い評価を受け、「インプラント周囲炎の発生リスクがもっとも低い」と言われるストローマンインプラントを採用しています。
ストローマンは骨との結合力が高く、長期的な安定性に優れたインプラントシステムです。耐久性・衛生面・成功率の高さなど、厳しい基準を満たした品質を持ち、患者様の将来を考えた際にも非常に安心してお使いいただけるインプラントです。
当院がストローマンの
インプラントを選ぶ理由
① 世界トップシェアが示す
「信頼性」
ストローマンは、世界70か国以上・500万人以上の患者さんに使用され、1,300万本以上の治療実績をもつ、世界トップクラスのインプラントメーカーです。長年にわたり世界中で選ばれ続けている事実そのものが、安全性と信頼性の高さを裏付けています。
② 科学的根拠(エビデンス)に基づいたインプラント
ストローマンは、国際的な非営利学術組織 ITI(International Team for Implantology) と連携し、学術的に検証されたインプラントを提供しています。13巻に及ぶTreatment Guideをはじめ、感覚や経験則ではなく、科学的根拠に基づく治療を重視している点が大きな特長です。
③ 5年・10年に及ぶ
長期臨床データ
世界には100社以上のインプラントメーカーがありますが、長期的な臨床研究が行われている製品はごく一部です。ストローマンは、治療後5年・10年の長期臨床データを有し、安全性と予後の安定性が科学的に証明されています。さらに、50年以上にわたる研究・開発の積み重ねが、現在の高品質な製品につながっています。
④ 精密技術と徹底した品質管理
ストローマンインプラントは、スイスの時計産業にも通じる精密技術と、厳格な品質管理体制のもとで製造されています。
この精度の高さが、インプラントと骨との安定した結合や、長期的なトラブルの少なさに寄与しています。
インプラントの
メリット・デメリット
メリット
自分の歯で噛む感覚
インプラントは天然の歯と同じような感覚でしっかり噛めるのが特徴です。入れ歯では違和感や挟まる問題で悩む方も多いですが、インプラントは顎の骨に直接埋め込むため、自分の歯のように使えます。
チタンは骨と結合しやすく劣化しにくい性質があるため、骨にしっかり固定されて強い力にも耐えられます。
審美的な見た目
保険適用の差し歯は色味が不自然になったり、入れ歯は金具が見えたりすることがあります。インプラントの人工歯にはセラミックやジルコニアが使われることが多く、天然の歯と変わらない自然で美しい見た目が得られます。
健康な歯への影響が無い
ブリッジや入れ歯では、残っている歯を削る必要があり、健康な歯に負担をかけてしまいます。インプラントは周りの歯を支えにせず独立して治療できるため、残っている歯に負担をかけません。
健康面・精神面の向上
しっかり噛めるようになることで脳に刺激が伝わり、脳の活性化につながります。また咀嚼によって唾液の分泌が促され、若返りホルモンと呼ばれるパロチンの分泌も期待できます。
骨が痩せるのを防いでくれる
歯を失うと顎の骨は徐々に痩せていきます。インプラントは顎の骨に直接埋め込むため、噛む刺激が骨に伝わり、骨が痩せるのを防ぐことができます。
デメリット
保険適応外のため治療費が
高額
インプラントは原則として保険適用外のため、一般的な歯科治療に比べて費用が高額になります。治療後の定期的なメンテナンス費用も考慮する必要があります。
治療期間の長期化
インプラントは通常の歯科治療より期間が長くなります。通院回数は手術以外に抜歯や経過観察などで5回程度必要で、症例によっては6ヶ月程度かかることもあります。これはインプラントが骨と結合するまでに約2ヶ月の時間を要するためです。
手術が必要になる
顎の骨にインプラントを埋め込むための手術が必要です。麻酔で痛みは軽減されますが、体への負担はあります。持病で薬を服用している場合や妊娠中の場合は、事前に相談が必要です。
定期的なメンテナンスが必要
治療後は定期的なメンテナンスが欠かせません。インプラントの定着状態、かぶせ物や噛み合わせの状態などをチェックし、必要な処置を行います。3ヶ月に1回程度のペースでの来院をお勧めします。
感染症のリスク
(インプラント周囲炎=
インプラントの歯周病)
インプラントには、インプラント周囲炎という骨を溶かす感染症を起こす可能性があります。天然歯で起こる歯周病とほぼ同じメカニズムで進行するため、「インプラントの歯周病」とも言える状態で、歯周病と同じように歯ぐきの炎症から始まり、進行すると周囲の骨が溶けてインプラントが揺れたり、最終的にはインプラントの歯を失ってしまう可能性もあります。
インプラントは天然歯のような防御機能がないため、一度炎症が起こると進行が早く、気づいたときには重症化していることも少なくありません。
自覚症状が出た時にはすでに進行していることが多いため、予防のための日々のケアと定期的な歯科医院でのメインテナンスが不可欠です。
インプラントが必要と
判断されるケース
歯を失う原因は様々ですが、主に次のような理由でインプラント治療が必要になります。
歯周病
歯周病は日本人が歯を失う最も大きな原因です。歯を支える骨や歯茎が細菌感染によって徐々に破壊されていく病気で、初期には自覚症状がほとんどありません。
進行すると歯茎が腫れたり出血したりするようになり、さらに悪化すると歯を支える骨が溶けて歯がグラグラと動くようになります。最終的には歯が抜け落ちてしまいます。
歯周病は一度に複数の歯を失う原因にもなるため、失った部分を補うためにインプラント治療が選択されることが多くあります。
虫歯
虫歯も歯を失う大きな原因の1つです。初期の虫歯は痛みがないため放置されがちですが、進行すると歯の神経まで達し、強い痛みを引き起こします。
神経まで侵された歯は根管治療で保存を試みますが、虫歯が大きすぎる場合や歯の根が割れてしまった場合は保存が難しく、抜歯が必要になります。特に奥歯は虫歯が見つかりにくく、気づいた時にはすでに重症化しているケースも少なくありません。
根管治療
根管治療は歯の神経を取り除いて歯を保存する治療ですが、すべてのケースで成功するわけではありません。治療後に再び細菌感染が起きたり、治療が不十分だったりすると、歯の根の先に膿が溜まることがあります。
何度も根管治療を繰り返すことで歯の強度が弱くなり、最終的には抜歯を選択せざるを得なくなることもあります。根管治療後の歯は割れやすくなっているため、強い力がかかると破折してしまうリスクも高まります。
歯根破折
歯の根が割れてしまうことを歯根破折と言います。根管治療後の歯は神経がなく脆くなっているため、噛む力によって縦に割れてしまうことがあります。
一度割れた歯の根は元に戻すことができず、割れ目から細菌が入り込んで炎症を起こします。歯茎が腫れたり膿が出たりする症状が現れ、多くの場合は抜歯が必要になります。特に奥歯や歯ぎしり・食いしばりの癖がある方に起こりやすい症状です。
噛み合わせ
噛み合わせの異常や歯ぎしり、食いしばりによって、特定の歯に過度な力が集中することがあります。この状態が続くと、歯周組織にダメージが蓄積し、歯を支える骨が吸収されて歯がグラグラしてきます。
また強い力によって歯が割れたり、詰め物やかぶせ物が繰り返し外れたりすることもあります。噛み合わせの問題を放置すると、最終的には歯を失う原因となり、失った部分を補うためにインプラント治療が必要になることがあります。
インプラント治療の流れ
1精密検査
患者さまの口の中の状態を詳しく調べるため、パノラマレントゲン、歯科用CT、口腔内スキャン、口腔内写真、模型作成など、様々な方法でデータを取得します。
2診断・治療計画
検査結果をもとに治療計画を立てます。口の中を改めて診断し、虫歯や歯周病が見つかった場合は先にそちらの治療を行います。
3インプラント手術
顎の骨にインプラントを埋め込む手術を行います。骨の量が不足している場合は、事前に骨を増やす処置を行ってから手術に進みます。症例によっては2回に分けて手術を行うこともあります。
4上部構造装着(人工歯)
インプラントと顎の骨がしっかり結合したら、上部構造である人工歯を装着します。
5メンテナンス
治療後は定期的にメンテナンスを受けていただきます。インプラントを長持ちさせ、インプラント周囲炎などを予防するために重要です。
インプラント治療の
リスク・副作用
- 骨が成長途中のお子さま(およそ18歳未満)には適用できません。妊娠中や授乳中の方、妊娠の可能性のある方も治療を控える必要があります。
- 心疾患や骨粗しょう症などの内科的疾患がある方は適さない場合があります。糖尿病の方、口腔内の衛生状態が悪い方、顎の骨が少ない方、喫煙者の方は、事前に生活習慣の改善が必要になることがあります。
- インプラントが骨に接着するまで約3~6ヶ月の期間を要します。骨を増やす手術を行う場合は、さらに期間がかかります。
- 上顎にインプラントを入れる際、上顎洞の粘膜を傷つける可能性があります。手術時に感染が起きると蓄膿症になる場合もあります。
- 手術直後は腫れや痛み、違和感、出血などが起こることがありますが、通常2~3日で落ち着きます。口腔内の衛生状態が悪い方、歯ぎしりや食いしばりが強い方は、インプラント周囲炎を引き起こす可能性があります。
インプラント治療の費用
| 内容 | 費用 |
|---|---|
| 精密検査 【CBCT(コーンビームCT)】 |
20,000円 (税込22,000円) |
| インプラント手術(1本) | 200,000円 (税込220,000円) |
| サージカルガイド | 50,000円 (税込55,000円) |
| アバットメント | 50,000円 (税込55,000円) |
| インプラントプロビジョナル (前歯) |
15,000円 (税込16,500円) |
| インプラントプロビジョナル (臼歯) |
10,000円 (税込11,000円) |
| GBR (骨誘導再生療法) (1歯) |
100,000~200,000円 (税込110,000〜220,000円) |
| サイナスリフト・ソケットリフト (上顎洞底拳上術) (1本) |
150,000円~200,000円 (税込165,000〜220,000円) |
| インプラント2次オペ | 30,000円 (税込33,000円) (歯肉移植を含む場合は、 税込55,000円) |
| インプラント保証 | 20,000円 (税込22,000円) |
インプラントの症例
| 治療名 | |
|---|---|
| 治療説明 | |
| 治療回数・期間 | |
| 副作用とリスク | |
| 料金 |
インプラントのよくある質問
インプラントとは何ですか?
インプラントとは体内に埋め込む医療機器や材料の総称です。心臓のペースメーカーや人工関節なども広い意味ではインプラントです。歯科では、失った歯の部分に顎の骨へ埋め込む人工歯根を指します。正確には歯科インプラントと呼ばれますが、一般的にはインプラントという言葉が使われています。
インプラントの材料は何ですか?
噛む力に耐えられる強度があり、体との親和性が高く、骨と結合する性質から、現在はチタンまたはチタン合金が主に使用されています。インプラントと骨の結合を促すため、表面を特殊な処理で改変したインプラントも多く用いられています。
インプラント治療の前にCTを撮りますか?
CTを撮影することで、上顎と下顎の骨の立体的な構造、骨の内部にある神経や血管の位置、インプラントを入れる予定部位の周囲の状態が分かります。すべての症例で必須というわけではありませんが、CTを撮ることで顎の状態を正確に把握でき、より安全で確実な治療につながります。
インプラント治療は誰でも受けられますか?
条件が満たされれば誰でも可能です。全身的な問題では、重度の糖尿病や肝臓疾患、心臓疾患、血液疾患がある方は慎重な判断が必要です。骨粗しょう症の治療薬を服用中の方も考慮が必要です。
口の中の問題では、歯周病がコントロールされていない方、顎の骨が極端に少ない方、強い歯ぎしりがある方などは、徹底した事前処置が必要になることがあります。
現在は治療技術が進化し、骨が少ない方でもインプラントを入れることが可能になっています。条件が整えば、高齢の方でも安全に治療を受けていただけます。
金属アレルギーがありますが、インプラント治療をしても大丈夫ですか?
日本で使用されているインプラントのほとんどはチタン製です。チタンは体との親和性が良く、アレルギーを起こしにくい材料です。ただし重度の金属アレルギーの経験がある方や心配な方は、事前にチタンに対するアレルギー検査を受けることをお勧めします。
インプラントの寿命はどれくらいですか?
一般的に10年残存率は90%を超えています。ただし口腔ケアやメンテナンスの状況、インプラントの長さや形、骨の量、噛み合わせの状態などで個人差があります。
インプラントを長持ちさせるには、治療後のメンテナンスをきちんと受けること、日々のケアをしっかり行うこと、禁煙すること、栄養バランスの良い食事や適度な運動で丈夫な骨を維持することが大切です。
入れ歯やブリッジに比べると残存率は高く、定期的なメンテナンスを受けることで長く使い続けることができます。
