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部分矯正(前歯矯正)

部分矯正とは

部分矯正とは部分矯正とは、気になる部分だけを治療する矯正方法で、MTM(Minor ToothMovement)とも呼ばれます。主に前歯1本から8本程度を対象とし、軽度のガタつきや出っ歯、すきっ歯などに適用されます。
従来の全体矯正と比較して、費用や期間、痛みなどの負担を抑えられる点が大きな特徴です。短期間で費用も抑えられるため、プチ矯正とも呼ばれています。
ただし、歯並びやお口の状態によって適用できる場合とできない場合があります。小倉あんざい歯科・歯周病クリニックでは詳しい診査を行い、部分矯正が可能かどうかを慎重に判断いたします。

部分矯正で治せる歯並び

軽度の叢生

歯が重なり合っている状態や八重歯など、軽度のガタつきであれば部分矯正で対応できる可能性があります。重度の叢生は全体矯正が必要となります。

軽度の出っ歯

前歯と隣の歯の間に少し段差がある程度の出っ歯や、歯が少し上向きに生えている場合は部分矯正の適応となる可能性があります。ただし、骨格に問題がある場合や段差が大きい場合は対応が難しくなります。

すきっ歯

前歯の隙間を埋めたい場合で、隙間が大きくない症例であれば部分矯正で治療できます。ただし、隙間を詰めた分だけ別の場所に隙間ができる可能性があるため、注意が必要です。

前歯1本だけなどの軽微な矯正

前歯1本だけが飛び出している場合や、以前の矯正治療後に一部の歯だけが後戻りした場合など、軽微な調整が必要な症例に適しています。

部分矯正の
メリット・デメリット

メリット

費用が安い

全体矯正と比較して使用する装置が少なく、治療期間も短いため、費用を抑えることができます。

治療期間が短い

全体矯正が平均2年から3年かかるのに対し、部分矯正は半年から1年半程度で治療が完了する傾向があります。

痛みが少ない

一部の歯だけを動かすため、全体矯正と比べて痛みが少なく、痛みを感じる期間も短くなります。

気軽に始めやすい

費用、期間、痛みの面で負担が少ないため、矯正治療に踏み出しやすい治療法です。

デメリット

噛み合わせは治せない

部分矯正は見た目の改善を重視した治療法のため、噛み合わせ全体の調整はできません。噛み合わせの問題は歯列全体に関わるため、部分矯正では対応が困難です。

後戻りしやすい

歯並びが悪くなった根本原因を解決できていない場合、治療後に後戻りするリスクがあります。

歯を動かす距離や方向に制限がある

歯列全体を動かすわけではないため、歯を動かせる距離や方向に制限があります。大きくズレている症例には対応できません。

部分矯正ができないケース

歯のずれが大きい

歯並びの乱れが重度の場合や、広範囲に及ぶ場合は部分矯正での改善は困難です。

骨格に問題がある

顎の大きさに問題があり、歯が並ぶスペースが不足している場合は、部分矯正では対応できません。

噛み合わせを改善したい

部分矯正は一部の歯だけを動かすため、奥歯を含めた噛み合わせの改善はできません。

Eラインを整えたい

横顔の美しさの基準となるEラインを整えるには、十分なスペースを確保する必要があるため、部分矯正のみでは対応できません。

部分矯正における
主な矯正方法

ワイヤー矯正
(表側矯正、裏側矯正)

ワイヤー矯正(表側矯正、裏側矯正)歯の表面に装置を取り付けてワイヤーで歯を動かす方法です。部分矯正の場合は装置を取り付ける範囲が少ないため、お手入れがしやすく、細かい調整が可能です。

マウスピース矯正

マウスピース矯正透明なマウスピースを使用するため、周囲に気づかれにくい方法です。一部分の治療であっても歯全体を覆う必要があり、1日20時間以上の装着が求められます。

部分矯正の流れ

1初診相談・カウンセリング

お悩みをお伺いし、口腔内の状態を確認します。どのような治療が可能か、選択肢をご説明いたします。

2精密検査

口腔内撮影やレントゲン撮影、3Dスキャンなどを行い、詳しい診査を実施します。

3治療計画の決定

検査結果をもとに治療計画を立案し、内容を丁寧にご説明いたします。ご納得いただいた上で治療を開始します。

4矯正治療の開始

マウスピース矯正の場合は装置の装着方法や取り扱いをご説明します。ワイヤー矯正の場合はブラケットを装着しワイヤーを通します。必要に応じて歯と歯の間を少し削る処置を行います。

5保定機関

矯正治療終了後、歯並びを安定させるための保定装置を使用します。矯正にかかった期間と同程度の保定期間が必要です。

部分矯正にかかる費用

内容 回数・本数 費用
精密検査 1回 20,000円
毎月の調整・管理料 1回 5,000円
部分矯正 前歯のみ 500,000円
(税込550,000円)

部分矯正でよくある質問

部分矯正と全体矯正のどちらがいいか判断する基準は何ですか?

歯並びの乱れの程度、骨格の問題の有無、噛み合わせの改善が必要かどうかなどが判断基準となります。詳しい検査を行った上で、最適な治療法をご提案いたします。

部分矯正は痛みを感じますか?

動かす歯の本数が少ないため、全体矯正と比べて痛みは少ない傾向があります。装置の調整後に違和感を感じることはありますが、数日で落ち着くことがほとんどです。

抜歯が必要になることはありますか?

部分矯正では基本的に抜歯を行わず、歯と歯の間を少し削ってスペースを確保します。ただし、症例によっては抜歯が必要となる場合もあります。

部分矯正でも後戻りしますか?

後戻りのリスクはあります。特に歯並びが悪くなった根本原因が解決されていない場合、後戻りする可能性が高まります。保定装置の使用が重要です。

部分矯正では噛み合わせも治りますか?

部分矯正は見た目の改善を目的とした治療のため、噛み合わせ全体の調整はできません。噛み合わせの改善が必要な場合は、全体矯正をお勧めします。

部分矯正と全体矯正では仕上がりに違いはありますか?

基本的には、全体矯正の方が総合的な調整ができるため、仕上がりが優れている場合が多くあります。ただし、軽度の症例であれば部分矯正でも十分な結果が得られます。